科目名: □計画システム特論
担当者: 安部 惠介
対象学年 | 1年 | クラス | [001] |
講義室 | 開講学期 | 前期 | |
曜日・時限 | 木1 | 単位区分 | 選択 |
授業形態 | 単位数 | 2 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | 情報化の進展により、従来人間の知的能力に依存していた計画問題の計算機による自動化が重要となっている。そこで本講義では数理計画法を中心とした最適化手法の詳細について説明するとともに、適用事例により現実問題への応用について論じる。またこれらの事例に基づき、実際の計画システム構築のための方法論についても論じる。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | 本講義は3年次開講の計画数学を発展させたものであり、その内容を前提としている。計画数学では最適化手法の基本として、線形計画法、ネットワーク最適化、非線形最適化、組合せ最適化等の数理計画法の主要な概念について説明した。本講義ではこれらの概要について復習するとともに、さらに実用的観点から詳細に論じる。 また現実問題では単に数理計画法に基づく最適化手法をそのまま適用するだけでは解決が困難な場合も多い。そこで現実問題に対するアプローチとして、モデル化、シミュレーション、知識工学的手法等についても述べ、適用事例を通じて実際の計画システム構築のための方法論についても検討する。さらに実用的な問題を対象とした演習により実際の問題解決能力の習得も目指したい。 |
評価方法・評価基準 | 評価方法:問題演習・レポート 評価基準:・優:計画問題の解決法について理解する ・良:最適化手法の応用について理解する ・可:最適化手法の概要を理解する |
履修の条件(受講上の注意) | 学部3年次開講の計画数学を履修していることが望ましい |
教科書 | 福島雅夫 著 「数理計画入門」 朝倉書店 |
参考文献 | 茨木俊秀・福島雅夫 著 「最適化の手法」 共立出版 久保幹夫・田村明久・松井知己 編 「応用数理計画ハンドブック」 朝倉書店 |
特記事項(その他) |

